農園便り

2017-01-24 | 田伝むしの農作業

農薬不使用ササニシキができるまで【田植え】

 5月20日頃、毎年この時期に田伝むしの田植えは始まります。この時期に田植えをすることがササニシキの質を良くすることにつながるからです。  ササニシキが冷害とそれに伴ういもち病に弱いということはよく知られていますが、実は

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2017-01-24 | ササニシキ

ササニシキはどうしてあっさりしているのか?

ササニシキの特徴を挙げると、粘りが少なくあっさりした食感で飽きずに食べられる、甘さは控えめでおかずの味を引き立たせる、昔懐かしいごはんの香りがする、冷めても硬くなりにくく美味しいなどがあります。こういった特徴から和食、寿

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2017-01-24 | ササニシキ

農薬不使用ササニシキ、玄米で食べよう!

 秋の田んぼと言えば頭を垂れる稲穂ですが、その穂は籾が集まってできています。そして、収穫後の籾から殻をむいた状態のお米が薄茶色の「玄米」です。玄米は白米に比べて栄養価が高く、健康志向の高まりで以前より食べる人が増えてきて

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2017-01-23 | 田伝むしの農作業

農薬不使用ササニシキができるまで【代かき】

耕起作業が終わると田んぼに水を入れ、田植えに向けた準備が始まります。 ハローと呼ばれる作業機をつけたトラクターで土を砕き水となじませる「代かき(しろかき)」と呼ばれる作業です。 代かきは、田んぼを田植えができる状態にする

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2017-01-22 | 田伝むしの農作業

農薬不使用ササニシキができるまで【耕起・肥料散布】

農薬・化学肥料を使用しない田んぼでは、前年の稲藁を田んぼにすき込むことで新しい稲の栄養源にしたり、化学合成されていない有機質肥料や天然の資材を散布したりしています。 藁をすき込んだり肥料を土に混ぜたりするため、また田んぼ

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2017-01-17 | 農園便り

田んぼの土で来年度の床土作り

寒さが厳しいこの頃ですが、ハウスの中では春からのお米作りの準備が始まっています。 育苗に使う「床土作り」です。 田んぼから肥料袋200袋分の土を取ってきて、米糠を混ぜて発酵させながら床土にしていきます。 発酵が進むと土の

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2017-01-17 | 田伝むしの農作業

農薬不使用ササニシキができるまで【育苗】

田伝むしでは、4月上旬から5月20日頃までの約40日間がハウスの中で稲の苗を育てる育苗(いくびょう)の期間です。 「苗半作」という言葉があり、苗作りでその年のお米作りの半分が決まってしまうというくらい大事な時期と言えます

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2017-01-17 | 田伝むしの農作業

農薬不使用ササニシキができるまで【播種(種まき)】

浸種&催芽で種籾の芽が一斉に揃って出てくる準備ができたら、いよいよ播種(種まき)を行います。 播種の作業でも農薬・化学肥料は一切使用しません。 用意するものは「種籾」「苗箱」「床土・覆土」、そして一連の種まき作業を行う機

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2017-01-13 | 商品紹介&食べ物

薪と釜を使った昔ながらの製法で作る手しごとのお餅

田伝むしではもち米の「みやこがねもち」も農薬不使用で栽培しています。 みやこがねもちは餅にしたときのコシ、伸び、滑らかさが抜群のもち米です。 その農薬不使用のみやこがねもちを宮城県黒川郡大和町にある「笠原餅店」さんに切り

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2017-01-12 | 田伝むしの農作業

農薬不使用ササニシキができるまで【温湯種子消毒】

苗が育つ条件では密植と高温多湿になりやすいため様々な病気が発生する可能性があります。 実は、病気の発生源の1つは種籾自体です。前の年に田んぼで育っている間に病気に感染して、 その病気を持ったままお米作りの種として使われ、

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